講談社が誇るマンガ家先生の人間力
「ファブル」で知られる漫画家・南勝久先生と沖田臥竜の邂逅。2人の交わりは、今後、どんな化学反応を起こすのか? その実現の前に、南先生も登場する、とっておきの「マンガ業界の極秘裏話」を披露する。おもしろすぎるこの話、誰か漫画化しませんか?
沖田臥竜
2023.08.25
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小さな頃からマンガを見て育ってきた。同じマンガを何十回も何百回も読むことができた。少年時代、いつもそばにはマンガがあった。私は多くのことをマンガから学んできた。それがいつの間にか小説を読むようになり、マンガを読まなくなってきた。
そんな私でも毎週楽しみに読んでいたマンガがあって、それがヤングマガジンで連載され映画化にもなった南勝久さんの「ファブル」だった。
南さんの前作の「ナニワトモワレ」も抜群に良かったが、全くジャンルを変えた「ファブル」も圧巻だった。
私はこう見えてマンガ業界についても詳しい。「クローズ」や「WORST」で知られる高橋ヒロシさんの抜群の人柄の良さや不動の名作「BADBOYS」の田中宏さんのマンガに賭ける熱き魂は、至るところで耳にしてきた。2人の評判は凄まじく良いのだが、それに比べて「湘南爆走族」の吉田のヨッちゃんは、誰も良くいう人がいないのはご愛嬌というところだろうか。
そして、講談社で金字塔を打ち立てたファブルの南勝久さん。あんな人柄の良い人はそうはいない。
今回はマンガ業界の極秘裏話を含めて、マンガについて語りたい。きっとクスッと笑ってもらえるのではないだろうか。