人生に疲れた人へ
人生につまずき、前が見えなくなる瞬間は誰にでもある。そんなとき、逃げるのではなく、ただ黙々と目の前の「やるべきこと」に向き合う――それを実績してきた男だから語れる、人生の歩き方とは?
沖田臥竜
2025.04.06
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人生にはなんともしがたいことというのがあって、そんな時に何を支えとするべきか。単純である。仕事をするのだ。学生だったら勉強すれば良い。スポーツをしているのなら練習をすればよい。とにかく前に向かって努力をするのだ。「やってられるかい!」と酒や何かに逃げるのは愚でしかない。
とにかく社会人ならば、倒れても良いくらい仕事するのだ。それが自分の人生を挽回させてくれる。私はそうやって、これまで乗り越えていた。
ずっと頭が痛かった。ロキソニンを飲んでも全く効かない。多少なりとも心配はあった。だがある日、気がついてしまったのである。頭が痛い、頭が痛いと思っていたのだが、痛いのは頭ではなく首であったのだ……。
春を迎えようとしている。入学する人たちへ。何も心配することはない。一生懸命に頑張っていれば、必ず何とかなる。何とかならなければ、何とか自分で出来るまで頑張れば良い。私はそうやって人生を名誉挽回させてきた。
物語を書くことで私は人生の幅を広げてきた。師もいなければ、導いてくれる人もいなかった。手本もいない。全て独学で学び、私が歩いてきた道は全て自分で開拓してきた道のりだ。