『インフォーマ』サイドストーリー…人気作品との極秘コラボ・プロジェクト

本日10月15日、『インフォーマ-闇を生きる獣たち-』のさらなるキャストの発表がされた。徐々に作品の全貌が明らかになりつつあるが、サプライズはまだまだ仕込まれているし、『インフォーマ』の生みの親である沖田臥竜の動きは、さらにその2歩も3歩も先をいっている。そのひとつが、ある極秘プロジェクトの存在だ。
沖田臥竜 2024.10.15
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バンコクの地にて、雨を降らすためのシチュエーション風景

バンコクの地にて、雨を降らすためのシチュエーション風景

 みなさんの目に振れるのは、まだしばし先だが、実は本編の裏側で『インフォーマ』のサイドストーリーとして、某有名作品とあるコラボを仕掛けている。

 このプロジェクトのスタートは、私の大好きな親友からの依頼がきっかけで、私は2つ返事で引き受けた。私は男である。男が二つ返事で胸を叩いた以上、出来なかったでは武士の名折れだ。

 ただ簡単なことではなかった。そして同じ実現に向けて動き出すなら、『インフォーマ』のサイドストーリーとして話題にすることは出来ないかと考えた。そのように動き出すことがクリエイターの仕事だと思っている。ジョニーには分かるまい。

 『インフォーマ』の撮影中の裏側で、私は各所をさまざまと走り回った。そして早々に人選ミスをすることになったのである。

「だったら軽く温度感を探りながら、ボクが調整していっても良いですよ〜」

 ジョニーとの付き合いも5年を越える。属性も熟知しているはずだ。それなのに気まぐれなジョニーの言葉を額面通り受け取ってしまったのだ。

 忘れること風の如しである。ジョニーがそのプロジェクトに関与して何をやったかと言えば、私を不快にさせてくれたくらいである。でも、だからジョニーは面白いのだ。何かやろうとすると、いつもどこかで誰かが足を引っ張ってくる。それが誰かと思えば、ジョニーなのである。

 あれは今年の2月のことだ。角川春樹事務所から出版した小説『ブラザーズ』を藤井道人監督に渡しておいてとジョニーに頼んだのだが、未だに『ブラザーズ』は藤井監督に渡っていない。その時もだ。

「あっ!藤井監督のために本を持ってきたのに、渡し忘れた!」

 ジョニーと2人の帰り道であった。4次会まで飲んでいただろうか。

「あ〜明日、また会うんでボクが渡しときますよ〜」

 察するにワザとだな。ジョニーは確信犯である。札付きのワルなのだ。「良いコンビですね〜」と笑いながら言う人もたまにいるが、コンビなんて組んでいない。

 『インフォーマ-闇を生きる獣たち-』のある回が終われば、そのプロジェクトが世に放たれる。もう一つのサイドストーリーとして楽しんで頂けるのではないか。

 その世界観では木原慶次郎と三島寛治のゴールデンコンビがある聖地を訪れいる。それは夢だったのかもしれない。幻の空間に迷いこんだだけかもしれない。

 このプロジェクトを実現させるために、『インフォーマ』チームからジョニーを始め、ヘアメイクの金山貴成さん、スタイリストの古野世利香さん、ABEMAのプロデューサーチームと多くの人たちに尽力していただいた。

 あの時、関西での撮影が終わり、感動のあまり親友たちが抱き合って流した男涙は、お金では買うことができない。

 断言するが、インフォーマの座長を務める桐谷健太さんとバディの佐野玲於さんは、人間的魅力も含めて、俳優部としてSクラスである。

 だから『インフォーマ-闇を生きる獣たち-』が面白いのは当然のことなのだ。

 そして、この作品の主題歌である。予想してくれているだろうか。すまない。その予想すらもはるかに越えるビッグアーティストが主題歌を歌ってくれている。

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